ネット集客 現代の大福帳「顧客リスト」を活用していますか?

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ビジネスではリピート客を作ることが重要です。
この記事では、リピート客を作るには、顧客リストが必要であることをお伝えします。

新規客の獲得は難しい

あなたが、街中で通りすがりの人にセールスをしたら、どうでしょう?

初対面のあなたは、相手の人にとってはどんな人かわからず、信用できません。

あなたの商品・サービスも、その人にとって興味が無いものかもしれません。

その人に興味の有るものであっても、初めてのものは、わからないし、近づきにくいという、心理的に大きな障壁があり、セールスは非常に困難です。

新規客を獲得することは、このような障害を克服する必要があり、非常に難しいのです。

 

新規集客の手順

世間には、あなたの商品・サービスに、興味のある人、無い人、様々な人がいますので、新規集客は、以下の手順をとる必要があります。

①「あなたの商品・サービスに興味のある人(見込客)」を集める

②その後、集めた見込客に対して販売する

新規客を獲得するためには、この2段階、集客と販売は分けて行うのです。

ここで、やってはいけないことは、集めた見込客に対して、すぐに販売してしまうことです。

なぜなら、見込客になったばかりでは、あなたや、あなたの商品・サービスをまだ知ってもらえてません。

この状態での販売は失敗する可能性が大きく、せっかく集めた見込客を失ってしまうからです。

 

人からみた顧客との関係

人という観点からみると、顧客との関係は以下となり、右へいくほど人数は少ないが、あなたとの関係性が濃い顧客になります。

見込客 ⇒ 新規客 ⇒ リピート客 ⇒ ファン

 

見込客とは、あなたの商品・サービスに興味があり、お金を出して購入してくれる可能性のある人のことです。

新規集客でまず行うことは、見込客を作る(獲得する)ことです。

見込客を獲得する段階では、販売はせず、無料サンプル、無料コンテンツなど(DO)を活用し、顧客リスト(メールアドレス等)を獲得します。

新規客とは、初めてあなたの商品・サービスを購買してくれた人のことです。

新規客を獲得する段階では、お客さんにあなたの商品・サービスの購買実績を作り、あなたの顧客にすることを一番の目的とします。

従って、儲けようとせず、安価で売りやすいもの(FE)を販売するようにします。

ここで、やってはいけないことは、あなたが本当に売りたい商品・サービス(BE)を、最初から売ってしまうことです。

なぜなら、あなたが本当に売りたいのは、価格が高くて利益があがる商品・サービスのはずであり、お客さんにとっては、買いにくいからです。

リピート客とは、2回以上あなたの商品・サービスを購買してくれている人のことです。
あなたの商品を・サービスを気に入ってくれた人です。

ファンとは、リピート客のうち、特に、あなたやあなたの商品・サービスを信頼していて、ひいきにして購買してくれる人のことです。

従って、見込客、新規客では、利益は出ません。

利益は、リピート客、ファンで出すようにします。

 

商品からみた顧客との関係

商品という観点からみると、以下の流れとなります。

DO ⇒ FE ⇒ BE ⇒ BE ⇒ ・・ ⇒ BE

①DO(ドア・オープナー)

無料サンプル、無料コンテンツ、初回限りお徳用商品など、最初にお客さんに見てもらう商品・サービスのことです。

無料といえども、手を抜かないサンプル、コンテンツにして、価値を感じてもらう必要があります。

価値を感じてもらえたら、もらってもらえますが、価値が感じられないものは、無料でも、もらってすらもらえません。

また、このDOに価値を感じてもらえるか否か、その価値感の度合いで、その後のFE、BEの販売度合いも違ってきます。

②FE(フロント・エンド)

安価で、買いやすい商品・サービスで、最初に購入してもらう商品・サービスのことです。

お金を出して購入してもらうことが主眼なので、これで儲けて、利益を出すことはしません。

③BE(バック・エンド)

あなたが本当に売りたい、利益をとれる商品・サービスです。

BEは必ず用意しておいてください。BEがないと利益は出ません。
BEの種類も増やしましょう。BEの種類が多いほど、リピート回数が増え、売上げが上がり、利益がでます。

 

顧客リストの重要性

江戸時代の呉服屋さんは、商品や家財よりも大福帳を大切にし、火災で他のものを失っても、大福帳があれば、店を再開できたとのことです。

大福帳は、現代の顧客リストに当たります。
顧客リストは、ビジネスで最も重要な資産ということです。

顧客リストとは 氏名、住所、電話番号、メールアドレス 等の、お客さんと直接連絡がとれる情報です。

顧客リストのメリットは、リストがあれば、同じお客さんに何度でもアプローチができることです。

そのために必要なことは、見込み客を集めること、つまり 顧客リストを獲得することです。

顧客リストがあってこそ、そのリストを利用して、以下の流れをつくることができるのです。

見込客 ⇒ 新規客 ⇒ リピート客 ⇒ ファン

 

顧客リストは育てなければならない

見込客は、ほっておいては、あなたの商品・サービスを購入する新規客にはなりません。

新規客も、ほっておいては、あなたの商品・サービスを再購入するリピート客にはなりません。

お客さんは、教育して、育てなければなりません。

何を教育したらよいのでしょうか?

それは、以下のようなリスク、課題、疑問点の解決方法を教えてあげることです。

・品質等の不安要素は?
・製品・サービスの効果は?
・自分は使えるのか?
・他の商品との比較は?
・製造・販売会社は信頼できるのか?
・その他

顧客リストをつくることで、そのリストを利用して、お客さんに接触し、関係性を構築(教育)して、販売する、以下の流れをつくることができるのです。

見込客 ⇒ 新規客 ⇒ リピート客 ⇒ ファン

 

ビジネスを安定的に成長させるには、リピートするお客さんを作ることが最重要です。

そのためには、顧客リストを作り、繰り返し接触することが必要です。

あなたも、顧客リストを作って、リピート客を増やし、ビジネスを安定させ、成長させましょう。

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