
アイドマの法則というのをご存知でしょうか?
消費行動プロセスですが、
インターネットの普及により、
これが変わってきているのです。
この記事では、インターネットの普及による
消費行動の変化について知ることができます。
AIDMA(アイドマ)
アイドマの法則というのをご存知でしょうか?
「AIDMA(アイドマ)の法則」
(1)Attention (注意)
(2)Interest (関心)
(3)Desire (欲求)
(4)Memory (記憶)
(5)Action (行動)
消費行動プロセスです。
従来、消費者の購買行動は、
上記アイドマの5つのステップにそっていて、
商品は買われると言われていました。
つまり
(1)注意 テレビや広告で、商品に注意をはらう。
(2)関心 知った商品に興味を持つ。
(3)欲求 良い商品そうなので、使ってみたい欲求をもつ。
(4)記憶 欲求が強ければ、商品が記憶される。
(5)行動 街で商品を見かけたりして、その商品を想いだし購入する。
といったのが一般的な流れでした。
各プロセスの段階毎に、最適なマーケティングを展開するのが、
消費者の購買行動につながっていくのですが、
このプロセスが、変わってきているのです。
インターネットが日本に登場したのが1993年ですが、以来普及して、
現在、インターネットの利用者は1億人を超えています。
インターネットの普及により、
消費者がものを買うまでの行動に変化がでてきました。
マーケティング戦略をするうえで、
この変化をしっかりと把握することが必要です。
AISCEAS(アイシ-ズ)
インターネットの普及で、
消費者の購買行動に大きな変化がおきています。
たとえば
・インターネットで購入したほうが安く買える。
・買いたい商品について、実際に使っている人のレビューを参考にできる。
・インターネット上の口コミで商品を知り購入する。
ということです。
具体的には アイシーズ に変化しています。
「AISCEAS(アイシ-ズ)」
(1)Attention (認知)
(2)Interest (興味・関心)
(3)Search (検索)
(4)Compare (比較)
(5)Examination (検討)
(6)Action (購入)
(7)Share (情報共有)
これが、今の消費者の購買行動になっています。
つまり、
(1)認知 店頭、テレビ、広告で商品・サービスを知る。
(2)興味・関心 知人、友人などの紹介で商品・サービスに関心を持つ。
(3)検索 Web上で検索サイトから、自分で情報を探す。
(4)比較 Web上で公式サイトや販売サイトで類似商品・サービスを
一覧できるサイトをいくつも参考にして比較する。
(5)検討 Web上でブログ、SNS、評価専用サイト(価格.com等)
に書き込まれた消費者自身による商品・サービスの評価
を参考にして、検討する。
(6)購入 店舗、Webで、商品・サービスを購入する。
(7)情報共有 商品・サービスを使用した感想を
ブログ、SNS、評価専用サイト(価格.com等)等に書き込み、
Web上に公開する。
となっています。
この変化をしっかりと理解し意識して、マーケティングを考える必要があります。
ネットビジネスで稼ぐ金額も、大きく変わって来ます。
たとえば、価値の無い商品を提供してしまうと、口コミで一気に広まってしまうので、
ビジネスが長続きしません。
なので、しっかりと価値のある、顧客の利益になる
商品・サービスを提供しなければなりません。
本物が生き残る時代になっているのです。