
あなたは、ネット集客で正しいマーケティングを行っていますか?
今回は、ネット集客で大切な、基本的なマーケティングの考え方について、お伝えします。
小さな会社のマーケティング
小さな会社が行うべきマーケティングは、どのようなマーケティングでしょうか?
小さな会社がやってはいけないことは、資本力のある「大企業のマネ」をすることです。
その理由は簡単なことです。資本力が必要だからです。
小さな会社には、お金も人材も十分にはありません。
従って、自分たちに合った方法のマーケティングに取り組まなければなりません。
ダイレクトマーケティング と マスマーケティング
対象に対するアプローチの仕方の違いで、ダイレクトマーケティング と マスマーケティング があります。
各手法の特長は以下のとおりです。
ダイレクトマーケティング とは
・対象を特定する
・個人に合わせたメッセージ
・関係性を継続する
例:メルマガ、DM、電話、FAX
マスマーケティング とは
・対象を特定しない
・誰に対しても同じ広告
・とにかくたくさん伝え続ける
例:テレビ、ラジオ、新聞、雑誌
小さな会社は、このどちらを学び、取り入れるべきでしょうか?
⇒ 正解は、ダイレクトマーケティング です。
マスマーケティングは広告費をかけて、不特定多数の対象に対して、大量に伝える方法です。膨大な費用がかかり、小さな会社には向きません。
ダイレクトマーケティングは、対象を特定して、対象に合った情報を伝え、同じ対象に伝え続けることができます。効率が良い方法で、小さな会社に向いています。
インバウンドマーケティング と アウトバウンドマーケティング
また、インバウンドマーケティング と アウトバウンドマーケティング という手法があります。
各手法の特長は以下のとおりです。
インバウンドマーケティング とは
・お客さんのほうから、アプローチしてもらう手法
例:ブログ、SNS、SEO など
アウトバウンドマーケティング
・こちらから、お客さんにアプローチする手法
例:CM、広告、DM、電話 など
小さな会社は、このどちらを学び、取り入れるべきでしょうか?
⇒ 正解は、インバウンドマーケティング です。
インバウンドマーケティングは、お客さんの方からアプローチしてくれるので、広告費がかからず、小さな会社には最適です。
アウトバウンドマーケティングは、広告費がかかりますので、これからネット集客を始める小さな会社は、やらなくても大丈夫です。
但し、アウトバウンドマーケティングをやるな、と言っているのではありません。ネット広告は広告費に比例した集客効果があり、即効性がありますので、資金に余裕のある会社は、インバウンドマーケティングと並行して行うことを、お勧めします。
ダイレクトマーケティング & インバウンドマーケティング
小さな会社が、学び、実践すべき「これからのマーケティング」は、
ダイレクトマーケティング と インバウンドマーケティング の2つを組み合わせたものです。
それぞれのメリットを以下に記述します。
「インバウンドマーケティング」 のメリットは、以下です。
① お客さんのほうからアプローチして、見つけてもらえます。
インターネット上の自社メディア(ブログやSNS)に、お客さんにとって必要な情報を発信することで、お客さんのほうから、見つけてもらえます。
② 見つけてもらえるので、広告費が不要です。
③ ストック型なので、発信した情報は蓄積され、継続的に新しいお客さんに見つけてもらえます。
「ダイレクトマーケティング 」のメリットは、以下です。
① 顧客との関係性を構築し継続できます。
② 関係性を構築することで、セールスに結びつけることが出来ます。
例えば、お客さんが、あなたの商品やサービスを購入する場合、なかなか購入を決断してくれません。
購入にいたるまでに、お客さんは様々な検討を行っています。
他と比べたら? 価格は適切か? 本当に効果があるのか? ・・・・・
あなた自身のことを考えてみてください。
高価なものほど、様々な検討を行って、購入するか否かを決めていったはずです。
お客さんに、商品・サービスの購入してもらうに当たって、越えてもらわなければならない壁を、「購入の壁」といいます。
お客さんに、「購入の壁」を越えてもらわないと、あなたの商品・サービスは購買してもらえません。
「購入の壁」を乗り越えるために最適なのが、ダイレクトマーケティング なのです。
メッセージ(メルマガ)を継続的に送り、あなた自身やあなたの商品・サービスについて、より良く知ってもらうことで、理解・共感してもらい、「購入の壁」を乗り越えてもらうのです。
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今回は、ネット集客で大切な、基本的なマーケティングの考え方として、ダイレクトマーケティングとインバウンドマーケティングを学び、実践することが必要であることを、お伝えしました。